私が貧乏学生の頃、お金を掛けずに車をカスタムやパワーアップをしたいなぁ~と思ってた時にオイルキャッチタンクを作ったのを思い出しました。
- オイルキャッチタンクとは、エンジンで燃え消えられずに残ってしまったブローバイガスと呼ばれるガスに含まれる不純物やオイル類を分離して溜めておくタンクです。
材料
アルミ製のジュース缶やコーヒー缶・オイルの1L缶で作っているのが多いですが 、私はシャンプーの詰め替え用ボトルで作ろうと思います。
- シャンプー詰め替えボトル500㎖
メインのホースは念の為、耐油性のホースを選びました。
- 耐油性の内径8mm外径13mmのホースが 2~3m
- クリアホース、内径4mm外径7mmが10cmほど
- ホースバンド5個
- グリースニップル2個
- L型のホースジョイント2個
- ペットボトルのフタ1個
- L型ステンレスステー1個
お手軽・簡単に作りたいので接着剤で作ります。この2液の接着剤はしっかりと接着されました。
- 2液の接着剤
加工は、細かく書くと長くなるのでサクッと省略して説明します。
レベルゲージの加工
グリスニップルの先を取り外し、クリアホースを差し込める様にします。
シャンプーボトルに穴を開けグリスニップルとクリアホースを接着しました。ニップルとホースの径が合っていなくて無理やり差込み接着してます。😓 ニップル側の穴をドリルで拡大してあげればよかった・・・
テスト的にウォッシャー液を入れて漏れのチェックをしました。
これで溜まったオイル容量が外から分かります。
ホースジョイント部の加工
ペットボトルのフタとシャンプーボトルの上蓋部分に穴を開け、L型のホースジョイントを接着します。
シャンプーのポンプ部は使わず、代わりにペットボトルのフタがジャストフィット!
裏側は下の写真の様に片側はホースを繋いで長く、もう片側は短くします。
長い方にエンジンヘッドから出るブローバイガスホースに、短い方はエアクリーナーに戻すホースを繋げます。
取り付けステー
車種や取り付け位置でステーの種類や位置が変わるので現車合わせで取付けます。
ステンのバンドで締め付けましたが意味無く、接着剤の力で付いてます。
取り付け
私の愛車のゴルフ7の場合、赤で囲ったホースがブローバイガスのホースになります。エンジンヘッドからエアクリーナーにホースが繋がっているのをキャッチタンクに仲介します。
キャッチタンクの取り付け位置はヘッドライト裏にスペースがあったので青枠の所にしました。
エンジンヘッドから出てくるブローバイガスのホースをオイルキャッチタンクの真ん中に、エアクリーナーに戻すホースを外側の短いジョイント部に。
ホースが折れない様に取り回しを決めます。
完成
そこそこ良い物が作れたと思います。