【ローバーミニのレストア】 オーバーフェンダー修理

クルマ購入時に6j用の社外FRP製オーバーフェンダー1台分4枚を頂きました。修理途中と言う事で、1枚補修している物があったのでサクッと直していきます。

裏側はグラスファイバーで補修済みで、表側は軽くパテ盛りしている状態でした。

私が行うのはパテで形を整えてサフ塗りぐらいです。

では、始めていきます。

まず、①パテを塗る箇所を下処理・ダブルアクションサンダーに#120番ペーパーを付けパテの為の足付けを行います。

②脱脂処理・シリコンオフを使い綺麗にします。

次にパテ付けです。

私が使ったパテは、主剤100gに対し硬化剤2~3gと書いていました。本来は計りで計測しましょう。画像は適当です。受け皿に段ボールを使うは段ボールの繊維が入るからダメと教えてもらった記憶があります。

③パテ付け・パテは色々な種類があります用途にあった物を使いましょう。パテ研ぎの時の為に段差無く滑らかに盛ってあげると良いでしょう、ヘラにも種類がありますが、DIY程度なら青いプラのヘラと白いゴムベラで良いでしょう。

④パテ研ぎ・オーバーフェンダーはアールが多いので柔らかめの当て板に#120のペーパーを付け研ぎました。

⑤サフ塗りの為の下処理・今回オーバーフェンダー4枚全部サフを塗ろうと思うのでパテ箇所以外もすべて#400のペーパーで足付けを行いました。

光沢が無くなるまですべてにペーパーを当てましょう。剥がれの原因になります。

⑥脱脂処理・シリコンオフを使い綺麗にします。

この時、他の箇所にヒビ割れを発見してしまいました。最初にしっかりチェックしとくべきでした。

この2本は後回しにして直した2本にサーフェーサーを塗っていきます。

⑦サーフェーサー塗り・パテ付けした箇所をまず塗ってあげ、全体に2度塗りを行いました。

 ↑ 少しの巣穴はサフを筆や紙の先で埋めてあげます。サフ研ぎ時に消してあげればOKです。

今回余っていた1液の缶スプレータイプのプラサフを使いましたが2液のプラサフを使った方が良いと思います。

コレで今回は終了だったのですが、割れていた2枚も直していきます。

今回、全部余り物で直してきたのですがFRPの割れを直すFRP補修キットを持っていなかったので、ホームセンターで安い補修材を探した所「ボンド」から安くて良い物が発売されていました。

普通のFRP補修キットの半値ぐらいです。しかもチューブ式の為使いやすい!

早速やっていきます。

1・補修ヵ所をペーパー#120で足付けし、脱脂する。

2・補修ヵ所に貼るガラスクロスを切り分ける。

3・A剤(主剤)B剤(硬化剤)を等量混合する。

4・補修ヵ所に混合液を塗布してガラスクロスを貼る

5・3と4をさらに2度繰り返し貼り重ねる

6・充分に硬化後、表面を紙ヤスリで平らにして混合液を再度塗り仕上げる。

普通のボンド塗ってる感覚ですが、エポキシ樹脂を使っていて強度・接着力とも申し分ないです。

あとはパテ処理からサフ塗り①~⑦の工程を行って完成です。

余っていた黒いサフを塗りました。

仕上げの塗装は後々やろうと思います。

ボデーに当たる箇所にゴムが付いていたのですが、ミゾゴムNo94ってのがほぼ一致したのでホームセンターで4mほど購入しました。

仕上げ塗装後取り付けたいと思います。